人生を楽しむためのお金の使い方

資産運用/投資/節税/資格試験/趣味のお話など。人生を楽しむためのお金の使い方を考えたいブログ。

iDecoで得する人!損する人!


巷で話題のiDecoさん。



話にはよく聞くけど
結局それはお得なの??



iDecoを取り扱っている金融機関の説明を見ても、何言ってんだかわからない…
専門用語多すぎ……



という方のために。



今回は、iDecoのメリットとデメリットを
ものすご〜く簡単に


説明したいと思います。




※今回は、普段お金のことについてあんまり興味がない方や、難しいことは嫌いな方にも読んでもらいやすいように、なるべく専門用語を使わずに書くので、細かいことについては触れません!!

もしこれからiDecoをやってみよう✨と思った方は、きちんと詳細を理解した上で、ご自身の判断でお願い致します。





iDecoのメリットランキング

今回は私の独断と偏見により、iDecoのメリット・デメリットをランク付けしてみました!



【iDecoのメリット】



1.払った分の所得がなかったことになる!

(=「全額所得控除」という制度)


iDecoは、老後資金を貯めるだけでなく、節税効果が大きいです。


つまり、結論から言うと

お給料もらってない人(専業主婦や何らかの理由で働けない人)は損する可能性もあるので気をつけて!!!




↓ここから先は、読むのが面倒な人は飛ばしてね↓


私たちは、働いてお給料を貰うと、税金を納めなければいけません…。

それでは、その「税金」は、どうやって計算されているか知っていますか?


まず前提として、お給料をたくさん貰うほど、取られる税金の割合が高くなります!




①お給料もらいます。f:id:fpmeguru:20190817001811p:plain:w60

②貰ったお給料分から、マイナスできるものがあります。※iDecoはこれ!

③税率を掛けます。

④納める税金の金額が出ます。f:id:fpmeguru:20190817002814p:plain:w60

(ここでもマイナスできるものがあるのですが、iDecoは関係ないので割愛)




iDecoはサラリーマンの方だと、1ヶ月2万3000円まで積立できます。
※会社の年金制度によって違うので、こちらは必ずご確認ください。


1年だと27万6000円ですね。




具体的な計算をしてみます。(税金のかかる分のお給料が400万円と仮定した場合。年収だと570万円くらいの人になります)



【iDecoを使っていない場合】

①お給料もらいます。(年間)
400万円


②マイナスできるものがあります。
400万円-42万7500円(※誰でもマイナスしてくれる額)=357万2500円


③税率をかけます。
357万2500円×20%=71万4500円


iDecoを使っていない時の支払う税金は、71万4500円




【iDecoを満額使った場合】

①お給料もらいます。(年間)
400万円


②マイナスできるものがあります。
400万円-42万7500円(※誰でもマイナスしてくれる額)-27万6000円※iDeco分)=329万6500円


③税率をかけます。
329万6500円×20%=65万9300円


iDecoを使った時の支払う税金は、65万9300円です。



使っていない時と比べて、5万5200円分の税金を払わなくて良い

という計算になります。


これが節税というもの。


※ざっくりとわかりやすくした計算なので、正確な数字ではありません。
また、収入によって「誰でもマイナスできる金額」や「税率」は変わってきます。






2.老後資金を貯められる


iDecoは一度加入すると、原則60歳まではおろせません!!

なので、ほぼ強制的に老後資金を貯めることができます。


こちらも結論から言いますと、

老後資金よりも先に貯めなければいけないお金(大きな額のものだと、結婚資金や車の資金、子供の教育資金、住宅資金など)が貯められない場合は、あまりオススメしません!!


現在貯金もすっからかんで、2万3000円積立したら今後の貯金も厳しそう…という方は、違う方法でお金を貯める方が良いと思います。






3.手間がかからない


一度加入してしまえば、基本的には放ったらかしで勝手に貯まっていくシステムなので、楽です。





4.プラスになった分の税金がかからない


iDecoというのは、投資です。
(投資ではなく、貯金のようなタイプの商品も選べます!その場合はこのメリットは関係ありません。)

いくつか指定された商品があって、それを自分で選んで買います。


投資なので、払った金額からプラスになることもマイナスになることもあります。

普通は投資の場合、プラスになったら、その部分に税金が取られるのです!!ヽ( ̄д ̄;)ノ


でも、iDecoはプラスになったらその分はそのまま貰えますよーってことです。







iDecoのデメリットランキング


【iDecoのデメリット】



1.数十年後の制度がどうなっているかわからない

iDecoは原則的に60歳までおろせません!


メリットの4.でも書きましたが、iDecoというのは、投資です。
(投資しない方法も選べます!)


数十年後、その頃の経済がどうなっているのか、というのもわかりません。
大きくマイナスしてしまう可能性もあります。(大きくプラスになる可能性もありますが…なにせ不透明ですね。)

そして個人的にそれより怖いのは制度が変わってしまうこと。



iDecoはそれまで積み立てたお金を受け取る時にも税金がかかります。


自分で貯めたお金なのに何で税金取られるのよ!!!

って思いますよね…。



でもこれは、税金もかなりゆる〜く設定してくれています。



例えば、今の制度ですと、iDecoで積み立てたお金を一括で受け取ろうとした時

30年くらい積立していたら、約1500万円までは税金がかかりません。


1年に積み立てられるのが27万6000円なので、
30年間満額でやっても、溜まるのは828万円です。


まぁつまり、iDecoだけなら、受け取るときに税金はかからないよってことです。



ただし!!!


iDecoの積み立てたお金を一括で受け取るのは
「退職金」と同じ扱いなのです。



つまり、会社で退職金をもらって約1500万円(大学卒で働いていたら、もう少し限度額は上がります)を越してしまうと、税金がかかることになります。
※それでも、「今までお疲れ様!」という意味の退職金なので、税制的には優遇されているのですが…



そういう場合は、分割して受け取る(この場合だと、年金と同じ扱いになります)方法を選ぶなど、実際に受け取る時になったら、きちんと専門家に相談して具体的な数字を出してもらうなど、なるべく損をしないようにして下さいね!



…長々と話してしまいましたが。


この約1500万円というのは、今の制度で計算しているもので、最悪この制度が改悪される可能性もあります。



数十年…やはり、長いんですよね。
本当に何が起こるかわからない。






2.規制が厳しい


iDecoは規制が厳しいです。
ざっと挙げてみます。

  • 原則60歳までおろせない
  • 50歳を超えて加入した人は、60歳の時にはおろせない(10年以上加入期間がないとダメ)
  • 積立する金額を変えられるのは年1回のみ
  • 月々の積立金額が5000円以上(いくら払っていくのがキツくなっても、5000円未満にはできない!)


とにかく、なかなか自由がききません。






3.手数料が高い


「投資商品」として見た場合には、手数料が高いです。


iDecoでかかる手数料は

  • 口座を作った時にかかる手数料
  • 毎月払う手数料

があります。


これがなんと
金融機関によって違うので、iDecoの口座を作る時には、手数料をきちんと調べてから始めましょう!



特に毎月払う手数料は、安い所と高い所では350円くらい違います。

年にしたら4200円
30年続けたら12万6000円…おそろしや。




ただし、手数料は高いですが、その分税金がお得になっているので(メリットの1.)、結果として会社で働いている方は、お得なことが多いです。

※お給料を貰っていない方(=税金を払っていない方)は、ただ手数料が高いだけの商品になってしまう可能性があるので、老後資金を貯めたいなら貯金なり投資なり、投資をしたいのなら他の投資商品を選ぶ方が良いのではないかと思います。私の意見ですが。






こんな人は注意して!


基本的にはお得な制度だと思っていますが、こんな人は損してしまう事があるかも!?というのをまとめてみました。

  • 働いていない。もしくは収入が極端に少ない。

→税金がお得になる最大のメリットが使えません。

  • 老後資金の前に貯めなければいけないお金がある。

→原則60歳までおろせないので、注意しましょう。

  • 海外移住の予定がある。

→iDecoは国内に住んでいる人が使える制度です。規約が厳しいのもあり、このような方はきちんと制度を確認して判断してください。





※iDecoの加入や投資商品の選択は、個人の判断でお願いします。